自己紹介
こんにちは!
初めてブログを投稿します!うらかわです!
東急東横線の学芸大学駅に住み続けて早5年。
毎月何かしらのお店が開店し、老若男女問わず、美味しい食べ物とお酒を求めて多くの人が往来するこの街が大好きです。
学大は、雑誌やラジオでもしきりに紹介されている街です!
お洒落な居酒屋やレストランが多くて、いつも賑わってて楽しいわ!
この学芸大学(略して学大)はここ数年で自然派ワインを取り扱うお店やバーが急増しました!
元々、ワインショップは複数あったのですが、普通の居酒屋にも美味しいワインを取り揃えるところが明らかに増えました。
学大のワインショップの一つに、エッセンティア(essentia)というお店があるのですが、ここは主にイタリアの自然派ワインを中心に取り扱うセレクトショップです!
ここで毎月2回ほどワイン会が開催されますが、質の高い希少な自然派ワインを飲めることで有名!
私も毎回参加させていただいております(ありがとうございます!)
勉強がてら、今回のワイン会で出されるワインを紹介したいと思います!
自然派ワインとは?
自然派ワイン(ナチュラルワイン、ナチュールワインとも呼ばれる)とは何でしょうか?
人によって定義は様々で、いまいちつかみどころが分からない、とりあえず自然派ワインください!と注文している人が多いのではないでしょうか?
何でもかんでも自然派ワインくださいはやめましょうね💦
ChatGPTというAIチャットボットに聞いてみたところ・・・
自然派ワインは、化学的な添加物や人工的な処理を行わずに、自然な方法で作られたワインのことを指します。一般的に、自然な発酵プロセスを通じて、ぶどうの天然の酵母菌が利用され、濾過や硫酸塩の添加などの人工的な処理は行われません。
自然派ワインの生産者は、生産プロセスにおいてできるだけ自然な方法を使用することに重点を置いています。これにより、ワインには土壌やブドウの特徴がより明確に現れ、ワイン自体がより味わい深く、複雑な味わいを持つことが期待されています。
ただし、自然派ワインには、添加物を使用しないために風味や安定性に影響を与える微生物の成長や、不均一な品質や酸化による変質のリスクがあります。また、自然派ワインには一定の理解と知識が必要であり、消費者がワインの製造プロセスに関する情報を確認し、自分の好みに合わせた選択をすることが重要です。
ChatGPTより
つまり・・・
- 野生酵母を利用する
- できる限り、酸化防止剤などの添加物は少量、または使用しない
- 農薬などを使用せず、栽培する
というところが多くの人が持っている共通認識なのでしょう。(ビオワインやオーガニックワインという言葉もありますが、厳密には自然派ワインとは定義が異なると思っています。)
そもそも、農薬や酸化防止剤などは昔はなかったですし、酵母もその地に住み着いているものでアルコール発酵させていたはずです。
自然派ワインという言葉自体は最近になって登場してきたと思いますが、昔からあるワインはそもそもが自然な作りだったのですね。
ある意味、自然に任せて栽培・醸造するので、香りや味にごまかしが効きません。
それどころか、不安定になり品質が下がってしまうこともあります。
そのような困難を乗り越えたワインは、まさに酵母のうまみで溢れているのです!
自然派ワインは手間暇が通常のワインよりもかかるからこそ、作られたワインには生産者の思いや哲学、愛がぎっしり詰まっています。
ただワインを飲むだけではなく、そのワインに込められた思いにも注目してみてください。
ちなみに、私がとても好きなナチュラルワインは、「サラローラ(カ・オロロジオ)」というオレンジワインと、「オープンナウ(エガルティ・ドメーヌ・ドゥ・シャマン)」という赤ワインです。
酵母の旨味と、濃厚でフルーティーな果実味がはじけます!
まさにザ・自然派ワインな余韻で、本当にうまいです!
またどこかで紹介するかもです!
【自然派ワインを深く知りたいあなたに】
■ 鈴木純子『自然派ワインをはじめよう』、KADOKAWA、2022年
■ 中濱潤子・FESTIVIN(編)『ナチュラルワイン』、誠文堂新光社、2019年
■ イザベル・レジュロンMW・清水玲奈(訳)『自然派ワイン入門』、エクスナレッジ、2017年
オレンジワインとは?
オレンジワインって最近よく聞くけど、結局どういうワインなの?
オレンジを使っているワイン・・・というのは冗談で、
白ブドウを赤ワインと同じ製法で作っているワインなんだ!
白ブドウの皮と種も一緒に浸けて、発酵させているんだ。
色がオレンジっぽいので、オレンジワインという呼び名が付いているよ。
オレンジワインとは、白ブドウの果汁・果皮・種を漬け込んで醸造したワインのことです。
白ブドウを赤ワインと同じ製法で醸造します。
皮から黄色系色素が抽出されるので、オレンジっぽい色調になって一部渋み(タンニン)が抽出されます。
白ワインは皮や種は使わないので、白ワインよりも一般的に色は濃くなるのですね。
(逆に、黒ブドウを白ワインと同様の製法[果汁だけ使う]で作るとロゼワインになります。)
オレンジワインの元祖は、ジョージア(旧グルジア)の約8000年前から作られているアンバーワインです。クヴェヴリと呼ばれるツボを土の中に埋めて、その中で漬け込んでいたみたいです。
最近登場した作り方ではなく、大昔からこの種のワインはあったのです。
では、なぜ最近世界中で、特に日本でオレンジワインが人気なのか?
- オレンジワイン自体、自然な作り方をしているものが多く、自然派ワインブームとの相乗効果
- サステナビリティへの関心の高まり
- 新しいペアリングの可能性、UMAMIとのマッチ
が考えられますね。この辺りは機会があれば考察してみたいと思います!
日本は特に自然派ワインやオレンジワインの輸入にとても積極的で、日本食にもマッチングします!
イタリアの生産者で日本にしか輸出していないワインがあるほどの、自然派ワイン輸入大国なのです!
生産者によって全くその香りや味わいが変わるので、奥が深く魅力的ですよ!
今飲みたいオレンジワイン!
さて、近日中に参加する予定の学大エッセンティアさんのワイン会。
今回のテーマはエッセンティアのオーナーさんが個人的にチョイスする
「今飲みたいオレンジワイン!」
です。
当店のラインナップは、比率としてはイタリアワインが多いのですが、フランス、スペイン、ポルトガル、オーストリア、チェコ、ドイツ、イスラエルと、ヨーロッパを中心にバリエーションがかなり広がってきました。
今、世界各地でオレンジワインが造られていますが、そのバリエーションも本当にピンきり。そんな数ある中から、至極個人的な都合で、今飲んでいただきたいオレンジワインをセレクトしました。
加えて、南半球オーストラリアからは、イタリア・フリウリの巨匠ラディコンに影響を受けた造り手「モメントモリ・ワインズ」のオレンジワインを。そして、更に、北イタリア・ピエモンテ州からは、トリンケーロとカーゼ・コリーニも。
トリンケーロは、じっくり寝かせたバックヴィンテージ「ア・ユート/ビアンコ2016」。これは今はもうどこにも無いかと。そして、カーゼ・コリーニからは、急斜面に植えられた高樹齢のモスカートを醸した、極上レアワインワイン「チャボ・デル・モレート2021」をお出しします♪
エッセンティアのWebページより引用
じわじわ人気の上がっているモメントモリや、結構手に入りにくいカーゼ・コリーニやトリンケーロという名だたる巨匠が!!
入手しにくいことはもちろん、セラーで寝かせているワインも登場するとのことで、さらに希少です!
今からとても楽しみです!試飲したらまたレポートしてみます!
トリンケーロ
イタリア・カンパーニャ州。はじめて飲んだトリンケーロのワインは、「a-yuki!(アユーキ!)」。日本語みたいなこの名前は、実は輸入元のヴィナイオータの太田さんの第3子の名前にちなんだもの。確かシャルドネ、マルヴァジア、アルネイスがブレンドされており、フルーティな凛とした香りが特徴的だった。このオレンジワインは人気すぎて入手困難なワインの一つ。
カーゼ・コリーニ
イタリア・ピエモンテ州。地質学者でもある。エチケットが畑というのが特徴的。人の手をほとんど加えない(トラクターを使わない、農薬を一切使用しない、除草しない、セラーでも人為的関与は極力避けるなど)で長期間マセラシオンを行うので圧倒的凝縮感を誇る一方で、すっと喉に入る。こちらも大人気で入手困難。
モメントモリ・ワインズ
2014年にワイナリー立ち上げ。ミュージシャンを追求するためにオーストラリアのメルボルンへ移住し、カフェでバリスタを13年する。そこで得たフレーバーやアロマの試飲技術がワインでも通用すると考えたのかワイナリーで修行するようになり、自然な作りを追及していくようになる。真剣にワインと向き合っている生産者です。
今や大人気となったオレンジワイン!
ワイン会やイタリアンバルで気軽に飲めます!
入手困難になってきている生産者も多くなってきています。
是非、話題・注目されているオレンジワインを一度飲んでみてはいかがでしょうか?
真に美味しいオレンジワインを飲めばあなたもトリコになること間違いなし!
おわりに
自然派ワインを取り扱うお店は学大にとてもとても多いです。(もちろん、クラシックワインも多い)
学大でワインを飲み歩いたからこそ、ここまでワインにのめり込んでしまいました笑
今後は、当ブログでは学大のお店を紹介したり、そのお店で購入または飲んだワインの紹介もしていく予定です。
学大で50軒以上も巡ったノウハウ(?)を活かし、皆様に素敵な学大ライフを提供していきます♪
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